漫画『キャンディ・キャンディ』のように真っ赤な衣装が特徴的だったキャンディさん。
そのキャンディさんが何者なのか、経歴やフリルや可愛い衣装を着るきっかけになった理由を調査してみました。
キャンディさんwiki経歴

キャンディさんプロフィール
本名: 塩沢雄三(しおざわ・ゆうぞう)
生年月日: 1952年 東京都生まれ
没年月日: 2025年3月27日(72歳)間質性肺炎により死去
愛称: キャンディ・キャンディおじさん、メルヘンおじさん、キャンミルなど
自己定義: 「女装家」ではなく「女装愛好家」を名乗ることにこだわった
キャンディさんのwiki経歴
1974年: 結婚
1976年: 出版社「雄美社」設立
1984年4月4日: 女装クラブ「エリザベス会館」で本格的に女装デビュー
1988年: アマチュア女装者向け雑誌『ひまわり』を創刊(2005年まで発行)
1994年: 離婚(女装趣味を理由に)
2008年頃: 『キャンディ・キャンディ』グッズのコレクション展を開始
2017年12月1日: 東京都葛飾区柴又に「キャンディ・キャンディ博物館」を開設
ご結婚されていたんですね!!
キャンディさんが女装愛好家になるきっかけ

キャンディさんは4人きょうだい(兄2人と姉1人)の末っ子として東京都で生まれました。
幼少期から女の子の服装に強い憧れを持ち、4歳年上の姉のレースやフリルがついた服装を羨ましく思っていました。
小学生の頃から新聞配達のアルバイトをしながら、古着として捨てられた女性物の服を拾い集め、家族に内緒で着ていたといいます。
キャンディさんは自身の性的指向について、「LGBTQではない」と明言し、自分は「FLR(フリル・レース・リボン)のフェチ」だと表現していました。
つまり、女性になりたいわけではなく、単に女性の可愛らしい服装に魅力を感じていたのです。

フリル、レース、リボンといった装飾は、可愛らしさを際立たせるための代表的な素材ですよね!!
社会活動とメディアに出たきっかけ
1980年代から原宿の歩行者天国に通い、その独特な風貌からメディアに取り上げられるようになりました。
2000年代には東京プライドパレードに積極的に参加し、パレードが中止された年には「一人パレード」を主催するなど、社会的活動も行っていました。


有吉が唯一インスタグラムをフォローしている人物だと語っている。
引用元:Yahoo!ニュース
テレビや雑誌などのメディアにも多数出演し、有吉弘行さんやマツコ・デラックスさんなど多くの著名人からも支持を受けていました。
晩年はYouTubeチャンネルを開設し、2024年2月には歌手デビューも果たしています。
キャンディさんの博物館


2017年、東京・柴又にある「昭和レトロ喫茶セピア」の2階に「キャンディ・キャンディ博物館」を開設し、館長を務めました。
700点以上の『キャンディ・キャンディ』関連グッズを収集し展示していました。
まとめ
偏見や差別に屈することなく、自分の趣味を貫き通したキャンディさん。
女装愛好家としての活動にとどまらず、LGBTQコミュニティへの支援にも力を注ぎ、「自分らしく生きることの大切さ」を体現する存在として高く評価されています。
キャンディさんは、「自分らしく生きる」ことを最後まで貫いた人物として多くの人に記憶されますね。
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